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更新日:2024年10月18日 お知らせ

利用者つれづれ日記23

★ジョブタス彦根ブログロゴ(2024.8.5)

こんにちは。10月も半ばが過ぎこれから寒くなっていく時期となっていますが皆様どうお過ごしでしょうか?私は服装に悩みつつ元気に出勤しております。

 

最近友人と答えがない問題を自分の考えを話し合うことが楽しいです。

皆さまは「テセウスの船」をご存じでしょうか?

「テセウス船」はプルタルコスというローマ帝国時代の歴史家の方が投げかけた思考実験です。

テセウスという人物が乗った初めの船を「テセウスの船」とします。

この船が老朽化や破損した際に、部品を少しずつ新しいものへ入れ替えていきます。そしてすべての部品が新しいものに入れ替わり元々の「テセウスの船」の部品が無くなった時、その船は「テセウスの船」と呼べるのか

という物質を構成するものが全て別の物に入れ替わっても同じものと言えるのかということを問う問題です。

テセウスの船と呼んでいるのだから同じものであると言えるし、元の船のパーツがないのだから別の船だとも言える。人によっていろいろな答えを出せる面白い問題ですね。

私は同じ船だと言えると思っています。

理由はテセウスの船と呼ばれている船をテセウスの船と定義しているのであって、最初に構成しているパーツの船をテセウスの船と定義していないと思うからです。

この考え方は創業100年の老舗店にある、創業以来継ぎ足した秘伝のタレと考えるとわかりやすいと思います。100年もタレをつぎ足しして使っていたら、創業当時のタレはほぼほぼ残っていません。しかし「これは創業当時から継ぎ足しして使っている秘伝のタレです」と言われて、「これは創業当時のタレがほぼほぼ残っていないから秘伝のタレではない」と文句をつける人は少ないでしょう。

創業当時のタレではないとわかっているけれど、秘伝のタレと言われているから「これは秘伝のタレである」と納得できるのだと思います。

 

ここまで私はどう考えるかを長々と語ってきたわけですが、次はあなたが自分ならどう思うか考えてみるのも面白いと思います。

それでは~

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